※この記事は実体験を元にしたおすすめPRを含みます
- 習い事と両立しながら学業も注力したい
- 受験まで視野に勉強したい
- 暗記だけでなく論理的思考を養いたい
など、子供の勉強について色んなニーズがありますが、現在それらの対策として最も人気なのが通信教育です。
以前は塾に通う場合が多かったですが、近年は習い事と時間的に両立させやすい、勉強内容も受験までカバーできるものが増えているためです。
学研の小学生白書では、小学生全体では塾に通っている割合は15%、通信教育を利用しているのは31%となっています。(引用:学研「小学生白書Web版」)
ここでは、小学生通信教育の特徴について我が家の実体験も踏まえ詳しくリサーチ・比較しました。
自宅で子供に合う勉強スタイルを見つけたい
と考えているご家庭はぜひ参考にしてもらえればと思います。
目次
小学生 通信教育サービス比較
まずは主なサービス各社の特徴をまとめました。
教材 | 進研ゼミ | スマイルゼミ | Z会 | 東進オンライン |
---|---|---|---|---|
形式 | タブレット 紙 | タブレット | 紙 自宅タブレット | 自宅PC |
月額(税込) | \1/31まで/ 2,480円〜(※) | 4,840円〜 | 5,695円〜7,935円 | 3,278円〜 |
入会金 | 無し | 無し | 無し | 無し |
専用タブレット | 有り ・1ヶ月から返却で無料 | 有り 端末代10,978円 + 半年以内解約32,802円 7-12ヶ月解約7,678円 | 無し (自宅の物利用) 専用品買う場合29,960円 | 無し (自宅の物利用) |
基本コース科目 | 国・算・理・社・英 | 国・算・理・社・英 | 国・算・理・社・英 | 国・算・理・社 |
レベル設定 | ・標準 ・ハイレベル ・受験対応 | ・標準 ・発展 | ・スタンダード ・ハイレベル | 塾レベル |
個別添削 | 有り | 無し | 有り | 無し |
1日勉強時間の目安 | 15分×2回 | 15分×2回 | 30分 | 40-55分 |
グッズ | 毎月 | 特に無し | 特に無し | 特に無し |
主な特徴 | ・楽しさ重視 ・思考力をつける問題 ・赤ペン先生の添削 | 入会前タブレットを2週間試せる | ・思考力を養う応用問題 | ・四谷大塚の講師授業をオンラインで受けられる ・2学年分受講可 |
おすすめタイプ | ・勉強習慣を身につけたい ・思考力をつけたい | 学力中級程度〜学力アップしたい | 応用問題に対応したい | 中学受験や一歩先の勉強したい |
以下に各サービスのタイプ・特徴を詳しく紹介していきます。
①勉強形式「タブレット・紙・動画配信」がある
通信教育の形式は
- タブレット
- 紙
- オンライン授業
の3タイプ。
少し前までは紙のほうが良いというイメージが強かったですが、近年は約7割の人がタブレットタイプを選んでいます。(参考:「ベネッセ説明資料」)
小学校でもタブレットを利用し慣れている子供が多いことや、専用タブレットに関しては使い勝手がとても良くなっており
- 漢字をタブレットペンで書いても正確に読み取れる
- 書く以外の場所を触っても反応しない
など利便性が上がっているのも理由です。
我が家もタブレット教材を利用していますが、息子もスムーズに不便なく使っていました。
↓進研ゼミのタブレット。普通に紙に書くように使えます
ただ、自宅タブレットを使うオンライン学習はお勧めできません。サービスでいうとスタサプ、すらら、Z会のオンラインサービスなどです。(特にすららの文字認識はひどいです😫)
普通のiPadなどでは回答する際に漢字や算数の計算式などでうまく認識されないことが多く非常にストレス。勉強以外でストレスが生まれてしまうのは最も避けたい事です。スタサプ・すららはオンラインのみですがZ会は選びたい場合は紙コースにしましょう。
また、紙とタブレット教材の大きな違いは、
- 子供のとりくみやすさ
- 解説の分かりやすさ
があります。
タブレットではメインレッスンの他に、ご褒美ゲーム(とはいえ勉強になる内容)などエンタメ要素が多く組み込まれ、子供が
「勉強時間=楽しい!」
というイメージを持ち、勉強を始めるハードルが下がります。
また、読むだけでは子供では理解しにくい文章題や算数問題などの解説が、動画や音声でされるので親のサポートなく理解しやすいのも違いの一つです。
↓解説が子供だけで理解できるよう工夫されています。
というのがタブレットの利点。
一方、東進オンラインは塾の授業を動画配信で見れる、という少し変わったタイプの通信教育サービスです。
四谷大塚など大手の有名塾講師の授業を自宅で見れるので、
塾に通うのが難しいけど、受験対策の授業を受けたい
という場合にはこのタイプがおすすめです。
②料金体形「月額費・タブレット代・解約金」の違い
月額で見ると、最もお得なのは進研ゼミ小学講座の「チャレンジ」です。
チャレンジタッチは専用タブレットがつきますが、6ヶ月以上利用するとタブレット代が無料。
さらに現在1月31日までの4月号ニガテ解消パック限定で、1ヶ月からでも返却すれば無料キャンペーンをしているので試しやすいです。
スマイルゼミも専用タブレットを使用しますが、こちらはタブレット代が10,978円かかるのに加え、半年以内の解約だと32,802円、7〜12ヶ月の解約で7,678円が追加でかかります。
年間でみるとかなり大きな違いになりますので、1年以上利用すると決まっていない場合はよく検討しましょう。
Z会は紙コースだと小学4年生で7千円以上/月となり、通信教育の中ではかなり高額な方になります。
まずはお試ししたいのか、予算はどの程度かなどよく検討しましょう。
【おすすめ通信教育3選】コスパ高くて勉強習慣&考える力が身に付く
ここまで紹介したそれぞれの特徴から、
- 費用コスパ
- 勉強の取り組みやすさ
- 勉強レベルの幅広さ
を重視して、目的別のおすすめを紹介していきます。
①基礎〜応用レベル対応&勉強習慣が身につく「進研ゼミチャレンジ小学講座」
形式 | ・タブレット ・紙 |
料金 | 2,480円〜(※1) |
入会金 | 無料 |
期間縛り | 1ヶ月〜解約金無し(※1/31日申込まで) |
勉強レベル | ・標準 ・ハイレベル ・中学受験対応 タブレットで教科毎に切り替え可 |
個別添削 | 有り |
ポイント | ・コスパが高い ・専用タブレット ・学びやすいコンテンツ ・勉強レベルが選べる |
進研ゼミ小学講座は、
が特徴の通信教育です。形式は紙とタブレットが選べます。
タブレットのチャレンジタッチでは、キャラクターやエンタメ性でまずは取り組む習慣が身につきやすくなっています。
↓ゲーム性を取り入れつつ、つまづき易い内容もちゃんと勉強もできる
↓自力では間違えたまま覚えやすい漢字も、我が家ではチャレンジで身につきました。
加えて、楽しいだけではなくしっかり考え方・思考力も養われるようになっています。
個別添削の赤ペンでも、「どう感じたか?」などの子供自身で考えるような問題も多く、それに対し個別の添削がされます。
↓低学年のうちは自分の気持ちを選ぶ設問など
我が家でもチャレンジのタブレット講座をやっていますが、ドリルなどでは自主的にできなかった息子も、チャレンジでは日々勉強に取り組む習慣がつきました。
学校の宿題などわからないと何度も呼ばれますが、チャレンジの場合は解説動画で自分でほとんど進められます。
また、勉強内容も科目ごとに標準とハイレベルを選べるので、我が家は得意な算数と理科をハイレベルにしています。
タブレットから簡単に設定も変えられるので、目的や学力状況によってすぐに柔軟変更できるのが利点です。
さらに、もっと上の学力・受験まで対応したい場合は「考える力プラス・中学受験講座」があります。
進研ゼミ小学講座は
基礎を固めたい〜将来受験を視野に入れたいという幅広い学力対応と、子供のとりくみやすさに加えて、月額費用も通信教育サービス内で最安値レベルでコスパが非常に高いのが大きなオススメポイントです。
ちなみに進研ゼミ小学講座はオリコンの2024年小学生通信教育ランキングで「カリキュラム充実・学習のしやすさ・サポート」で1位になっています。(※出典)
現在、進研ゼミ小学講座では、
- 1ヶ月受講〜OK(タブレット返却すれば無料)
- 4月号受講費が2,500円引き
という4月号申し込みキャンペーンを1月31日締切でやっています。毎年4月号は最も豪華と言って良いほどコンテンツ豊富で2,480円で試せます。このタイミングに是非取り組んでみてください!
※4月号申込の場合は先に「スピードニガテ解消パック」(紙コースは特別冊子・タブレットコースの場合はタブレット本体と特別コンテンツ)が届き、3月上旬に4月号本コンテンツが届きます。
②紙でハイレベル応用問題まで勉強したいなら「Z会」
形式 | ・紙 ・自宅タブレット |
料金 | ・タブレット:5,695円 ・紙:7,935円 |
入会金 | 無料 |
期間縛り | 無し |
勉強レベル | ・スタンダード ・ハイレベル |
個別添削 | 有り |
ポイント | ・応用問題が豊富で思考力を養える ・タブレットの場合は自宅のものを利用 |
Z会は紙での教材に特に力を入れているサービスです。
難関高向け塾経営でも有名なZ会ですので、問題も基礎というよりは思考力を養う応用問題が充実しています。
エンタメ性なども高くないので、すでにそれなりの学力があり、自主的に勉強できる子向けとなります。
また、Z会はタブレットのサービスもありますが自宅タブレットを利用する形で、その場合はかなり使い勝手が悪いのでお勧めしません。
専用タブレットを買う場合は約3万円かかり費用もかなり高いので、Z会の場合は紙で取り組むのをお勧めします。
③塾のような高レベルな授業を自宅で学びたいなら「東進オンライン」
形式 | 自宅パソコンorタブレット |
料金 | 3,278円〜 |
入会金 | 無料 |
期間縛り | 無し |
勉強レベル | 塾レベル |
個別添削 | 無し |
ポイント | ・2学年分受講できる ・有名塾の授業が自宅で受けられる |
本当は塾通いしたいけれど、習い事や時間の都合で難しい…そんなニーズには東進オンラインがおすすめです。
四谷大塚や東進の進学塾の授業がオンライン配信で見れるので、基本的には通学塾と同じ勉強内容を自宅で得られます。
確認テストや月例テストなども通学塾と同じ形式ですので、
自宅で受験の目的を持ってしっかり取り組める
場合は、他の習い事などと両立しながら進学塾レベルを学べます。
また、2学年分を先取りできるので、学力アップを目指したい、という方にもおすすめです。
まとめ・勉強目的や子供のやりやすさで選ぼう
学校の勉強補強・受験勉強まで視野、などお子さんのニーズに合いそうなところ選びましょう。
我が家はいろんな科目を幅広く対応できて子供も取り組みやすい進研ゼミのチャレンジタッチを始めて4年継続。
自宅学習の習慣がしっかりつき、得意な算数と理科・社会はハイレベルでやっています!
お子さんとの相性もありますので、ぜひ一度気になるサービスを資料やお試し利用してくださいね。